お野菜「フダンソウとビート」・・・その2
フランス大革命前夜、フラソスはアンティル諸島の植民地のおかげでイギリスに次ぐヨーロッパ第二の砂糖生産国となり、砂糖売買で大儲けしていた中世のヴェネチアのような存在になったといいます。
しかし、イギリスがナポレオソの大陸支配権に抗して、一八〇六年五月十六日に大陸の封鎖を宣言し、フラソスの港への船舶、とくに砂糖運搬船の入港を禁止しました。
これに対してフランスも反撃し、イギリス製品のボイコットを決定しました。
それが一八〇六年十一月二十一日に発令された、いわゆるナポレオンの〈大陸封鎖〉です。
だが、それでもイギリスの砂糖はフランスの領土に秘密裡に入りつづけるし、フランスの船もイギリスの封鎖の裏をかきつづけます。
要するに、双方の封鎖とも、かなりのていど"ざる"だったわけです。



