観音様について
中国や日本で一番親しまれている仏というと、観音さまがあげられましょう。
その柔和な容姿は人びとに慈母のようにしたわれ、寺院だけでなく、家庭にもまつられています。
そもそも観音さまは、観世音菩薩とも呼ばれ、勢至菩薩とともに阿弥陀如来の脇侍になっています。
勢至菩薩が智慧を表わすのに対して、観世音菩薩は慈悲を表わし、梵語で「アヴァロキテッスヴァラ」(世音を観る)といいます。
人びとの苦悩の叫び声を観じて、応病与薬の慈悲をたれています。
音は耳で聞くべきものですが、観というのは『観音経』の、
「もし、無量百千万億の衆生があって、もろもろの苦悩を受けるに、是の観世音菩薩を聞き一心に名を称えれば、観世音菩薩即時に某の音声を観じて皆解脱を得しむ」
・・・の一節にもとづいています。
家に創価学会 仏壇があるという方なら、このような話はきっとご存知でしょう。