沖縄の節日
5月には4日・5日の節句があります。
4日は沖縄の各地で節日としてあつかい、漁業の盛んな海辺の町村は、海神を祭って爬龍船競漕(ハーリー)を行います。
中でも糸満のハーリーは人気があり、沖縄ツアーなどによって遠くから人が集まります。
中国は戦国の世、楚の国に屈原という政治家で詩人の貴族がいて、衰運の祖国復興につとめましたが、引き立てられるどころか、江南の地に追放されました。
その憂憤のあまり、泪羅という淵に入水自殺しました。
彼の作、離騒・九歌等の辞賦は『楚辞』に収録されています。
彼の死が5月4日だったために、楚国の人は、彼の霊をとむらい、徳をしたって船上の祭りをしたといいます。
沖縄ではその故事にならって、幾つかの漁村がこの行事をするのです。
船のへさきに龍頭を、櫨に龍尾の飾りをつけ、船体に龍像を描き、極彩色に飾る例でしたが、時代とともに簡略になり、普通の漁船(到舟)を代用する場合が多くなったそうです。