お野菜「フダンソウとビート」・・・その5
ナポレオソの第一帝政は崩壊します。
するとサトウキビの砂糖が急激に侵入してきて、ピートすなわちテソサイの砂糖は代用品と見なされ、平和の再来とともに追い払われだしました。
しかし、〈王政復古〉政府はそれに抗し、アンティル諸島の製糖業者からの強い圧力をはねかえし、フランス国内の製糖産業を擁護することにしました。
だが、それでも一八四三年には詩人でもある政治家のラマルティーヌが、下院でテンサイからの製糖を全面的に禁止する法案への支持を表明しています。
結局、この法案は四票差で廃案となったが、政府は以後、二つの戦線で戦わねばならなくなり、サトウキビ糖への関税と、競合するテンサイ糖の物品税とを同等にするよう努力しました。